毎年7月1日から翌年2月28日
自己負担額:1,500円
※但し、組織検査(生検)を行った場合には、別に自己負担額が発生します。詳細は下記の【組織検査について】をご参照ください。
※生活保護受給者の方は指定医療機関に受診してください
ご予約の際は窓口に直接、お越しください。(電話でのご予約はお断りしております)
窓口でご予約を承る際に、同意書、承諾書、受診票をご記載いただきます。
区内に住所を有する50歳以上の方で胃疾患に関連する症状のない方
当院では鼻から挿入する経鼻内視鏡と、口から挿入する従来からの経口内視鏡の2種類の胃カメラを用意しています。
経鼻内視鏡は従来の内視鏡の半分程度の細さであるため、通常の内視鏡に比べると楽に検査を受ける事が出来ます。しかしながら画質は粗く、従来の内視鏡の画像ほど鮮明ではない為、微細な病変の見落しの可能性も考えられます。
個人的には50歳以上の方はいわゆるガン年齢である為、良い画質である従来からの経口内視鏡をお勧めしています。
詳しくは胃カメラのページをご参考になさってください
大田区の胃がん検診では鎮静剤を用いた内視鏡を原則禁止としています。また鎮静剤を用いて内視鏡検査において、不測の事故があった際の救済措置が無いため、当院では胃がん検診においては鎮静剤を用いた内視鏡検査は行なっておりません。
検査中に悪性が疑われる場合や、悪性である事の否定(良性である事の確認)が必要と判断した場合には、組織検査(病理検査)を行う事があります。
組織検査を行った場合には、検診の枠では補えない為、保険診療として扱われ、別に患者様に費用が発生してしまいます。
発生する費用は概ね下記の通りです。
1臓器(胃・十二指腸、または食道):3割負担で 4,000円程度
2臓器(胃・十二指腸および食道):3割負担で 7,500円程度
内視鏡所見のみで良悪性を判断する事が難しい場合がある為、医師が必要と判断した場合には組織検査をお勧めしています。明らかに良性と判断可能な病変の生検は行いません。
生検は患者様の意思により拒否する事が可能ですが、生検で確認を行えなかった病変が悪性であった場合には、無治療のまま進行してしまう危険性があります。
尚、抗凝固剤を内服している場合には原則として生検を行いません。